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2026-05-29

犬と猫の誤飲事故、0~2歳で増加傾向-初めて飼育する家庭や“誤飲経験あり”ではさらに高い傾向-

寄稿者:アニコムグループ

ペット保険シェアNo.1※のアニコム損害保険株式会社(東京都新宿区、代表取締役 野田真吾、以下 アニコム損保)では、保険金請求データをもとに、犬・猫の誤飲事故について分析を行いました。
その結果、犬・猫ともに0~2歳の若齢層で誤飲事故が多く、特に初めて犬・猫を迎えた家庭や、過去に誤飲経験のある場合は、誤飲リスクが高い傾向が確認されました。
これからの梅雨の時期は、室内で過ごす時間が増えることで、退屈やストレスから物を噛む・飲み込む行動につながる可能性があり、注意が必要です。
※シェアは、各社の2025年の契約件数から算出。(株)富士経済発行「2026年ペット関連市場マーケティング総覧」調査

■若齢層で誤飲リスクが増加傾向
犬・猫ともに、誤飲事故は0~2歳で多く発生しており、特に2020年後半以降は高水準で推移しています。犬では、0歳の誤飲請求率が2019年の8.1%から、2024年には13.0%まで上昇しました。背景には、コロナ禍以降の飼育環境の変化や、新規飼育層の増加などが影響している可能性も考えられます。
また、0~4歳の保険金請求割合でも、「消化管内異物/誤飲」は高い傾向にあります。上位には消化器疾患や皮膚疾患などの疾病が並ぶなか、「消化管内異物/誤飲」は生活環境の整備や日ごろの注意によって予防につなげられる可能性がある点が特徴です。

■初めて飼育する飼い主さまは特に注意
初めて犬・猫を飼育する飼い主さまのもとで、誤飲事故が発生しやすい傾向が見られました。特に0歳では、過去に飼育経験がある方と比べて、初めて飼育する方の誤飲請求率が高く、早い段階での予防啓発の重要性が示唆されています。

■誤飲は繰り返しやすい
前年に誤飲事故を経験した犬・猫は、翌年も誤飲事故を起こしやすい傾向が見られました。特に複数回誤飲を起こしている場合は、翌年の誤飲請求率が高く、再発防止に向けた継続的な対策が重要です。

■犬・猫の誤飲事故を防ぐために
犬・猫の誤飲事故は、飼い主さまが生活環境を整えることが予防につながります。迎えたばかりの時期や、過去に誤飲を経験した場合には、改めて身の回りの環境や危険物を見直しましょう。
大好きな飼い主さまが、いつも触れている物や、大切にしている物は、犬・猫にとって気になる存在です。そのため、遊びの延長でかじってしまったり、思わずくわえてしまうことがあります。慌てて取り上げようとすると、「取られたくない」という気持ちから、焦って飲み込んでしまう場合があります。日ごろから「ちょうだい」などのトレーニングを行い、「物を離すと別の良いことがある」と学習させることも、誤飲事故の予防につながります。
また、特に若齢の犬・猫は体力を持て余さないよう、日ごろから適度に遊びや運動の時間を設け、ストレスやエネルギーを発散させてあげる工夫も必要です。

アニコム損保では、今後も保険金請求データの分析を活用しながら、どうぶつと飼い主さまが健康で幸せに暮らせる社会を目指してまいります。

図:データ一覧