「呼吸困難」の鑑別は多岐にわたり、レントゲン検査だけでは診断できない疾患も多くみられます。本セミナーでは、即席で身につけた画像検査だけでは疑いづらく、細胞診を駆使する必要がある疾患に焦点を当てて解説します。ハイリスクな肺疾患をしっかりと鑑別診断できるよう、学んでいきましょう。
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《講師》
田川 道人 先生
岡山理科大学准教授
日本獣医がん学会 認定委員会/ 代議員
日本獣医がん学会 腫瘍科認定医Ⅰ種
《講師Message》
肺野に不透過性陰影を認めた場合、その後のアプローチに悩む先生は多いのではないでしょうか。最近よく聞く“コンソリデーション” とはなにか、そしてどのような鑑別診断があり、それらを鑑別するための超音波検査、そして細胞診検査についてその適応と安全性、メリットとデメリットについて解説します。肺の腫瘤性病変に対するレントゲンの一歩先のアプローチについて一緒に勉強していきましょう。
《プログラム》
01 肺腫瘤と胸腔内疾患の鑑別
1.代表的な肺腫瘍(原発性肺腫瘍、その他腫瘤性病変)
2.肺腫瘍と区別すべき胸腔内疾患
02 下気道疾患における診断方法① 【エコー検査】
1.レントゲンの代わりではないエコーの特性
2.みんながよく耳にする「コンソリデーション」って?
3.コンソリデーションを示す鑑別疾患とその特徴
03 下気道疾患における診断方法② 【細胞診】
1.画像だけでは診断できない!細胞診の必要性と適応
2.FNA(針生検)の実際の診断精度
3.FNA(針生検)のリスク・合併症
※内容は変更となる場合がございます。
《こんな方にオススメ》
・「呼吸困難」など急を要する呼吸器症状の診断に苦慮した経験がある方
・呼吸器超音波検査を身につけたけど、難治性疾患の対処には自信が持てない方
・肺腫瘍を認めた場合の次のステップを知りたい方、そこに伴うリスクを恐れて必要な検査を実施できない方