ステージC の僧帽弁閉鎖不全症、維持管理に悩む獣医師の皆様へ!ひとくちにステージC といってもその病態は個体差が大きく、管理について頭を悩ませる先生方も多いでしょう。本セミナーでは一筋縄ではいかない僧帽弁閉鎖不全症に遭遇した場合の評価法、治療の考え方を丁寧に解説します。多様な病期・検査所見に対し系統的に思考し対応できる、そんな獣医師を目指しましょう!
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https://academy.eduone.jp/seminar/detail/10179/
《講師》
新実 誠矢 先生
Cor VET JAPAN /伊勢崎動物医療センター/日本獣医循環器学会認定医
日本獣医循環器学会
European Society of Veterinary Cardiology
日本獣医麻酔外科学会
動物臨床医学会
《講師Message》
僧帽弁閉鎖不全症で最も悩ましいのはステージC 以降ではないでしょうか。ひとつの判断が動物の命やQOL を大きく左右する中、「この症例は肺水腫寸前?」「呼吸困難の原因は?」など迷う場面は少なくありません。今回のセミナーではステージC に焦点をあて、病態評価から治療、外科の判断まで解説します。
《プログラム》
01 ステージCから考える診断
1.肺水腫を早期に発見するためのモニタリング
・院内で評価すべきポイント
・自宅でのモニタリングの重要性
2.肺水腫と判断する根拠
・診断に有用な検査所見
02 ステージCから考える治療
3.急性期治療の考え方
・心不全の病態把握とイメージ
・Nohria - Stevenson 分類による評価
・病態に応じた循環器治療薬(利尿薬、強心薬、血管拡張薬)の選択
4.急性期を脱した後の治療方針
・外科治療の適応と判断基準
・エビデンスに基づく内科的アプローチ
※プログラムは変更となる場合がございます。予めご了承ください。
《こんな方にオススメ》
・急性期の対応で悩まされた経験のある方
・肺水腫を再発させた経験のある方
・手術適応の判断を正確に実施したい方