《こんな方におすすめ》
・診断はある程度できているが、臨床症状のあるPSSの内科治療をどう進めていくのか悩んでいる方
・食事療法や薬物療法の取捨選択に悩む方
▼詳細・お申込みはこちら
https://academy.eduone.jp/seminar/detail/10168/
■開催日時
2025年4月12日(土)20:00~22:00(受付開始19:30)
※申込締切:4月4日(金)18:00まで
■対象
獣医師
■形式
Zoomウェビナー
■プログラム詳細
01 内科医が狙いを定める病態理解
・PSS を疑うきっかけ
・外科が選ばれないシーン
02 病態にあった内科的治療の選択
・食事療法
・薬物療法
03 質疑応答
※内容は予告なく変更する場合がございます。
■講師
坂井 学 先生
日本大学 生物資源科学部 教授
■講師からのメッセージ
先天性PSS の治療は一般的に外科(手術)が第一選択となります。しかし、高齢で偶発的に診断される動物も少なくなく、飼い主が内科的治療を選択することもあります。また、後天性PSS の治療は、門脈圧亢進症に起因して出現するため、基礎疾患に対する内科的治療が重要となります。PSS の内科的治療の目標は、高アンモニア血症などに起因する肝性脳症をいかに起こさずに生活の質(QOL)を保つかです。また、高アンモニア血症による尿石症は腎機能を低下させるため食事療法が基本となります。さらに、食事療法で管理が難しい動物では薬物療法が必要となりますが、副作用や薬剤耐性などの問題も無視できません。そこで内科医が考えるPSS の治療について、実症例を提示しながら解説します。