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2024-05-01

お知らせ

【新刊書籍】「猫の超音波検査 描出から診断・治療まで 」が5月1日に発刊されました。

描出テクニックから丁寧に解説!症例も多数掲載した猫の超音波完全ガイド
猫の超音波検査を極めたい方必携
分かりやすい解説と豊富なイラストで、読影のトレーニングに最適な1冊!

・監修:中村 健介(北海道大学)
・著者:大菅 辰幸、新坊 弦也、中村 健介、森田 智也、横山 望
・仕様:A4判、並製本、416頁、オールカラー

▼デジタル版のご購入はこちらから
https://e-lephant.tv/ebook-ch/ebookshop/1004635/

▼書籍(紙版)のご購入は、エデュワードプレス オンラインサイトから
https://eduward.online/products/detail/2252

【監修 中村 健介 先生からのメッセージ】
犬よりも心拍数が早い、内臓脂肪が多い、消化管が細い、尿管だって細い、キレたら手が付けられない……などなど、猫に対して超音波検査をする上での制約は枚挙に暇がありません。それよりも何よりも、好発する疾患が犬とは大きく違うという点は、超音波検査を行い、その所見を解釈する上でもきわめて重要です。
本書では、各臓器をスキャンする上での猫ならではの技術的なポイントに加えて、代表的な疾患に罹患した実症例の超音波検査画像のみならず、血液検査やX 線検査画像、さらには治療の考え方や予後までも網羅した、「超音波検査」というタイトルに留めるにはあまりに勿体ない内容に仕上がっています。ぜひ、手に取っていただき、日々ご活用いただけると嬉しく思います。


【東京大学 米澤 智洋 先生からの書評】
ロングセラー間違いなし
猫の超音波検査を学ぶのに最高の書籍が出版されて、興奮がおさまりません。

本書に掲載されている超音波画像が美しく分かりやすいのはもちろんのことですが、それだけではありません。
各臓器を正しく評価するために重要な、プローブと臓器との位置関係が大変分かりやすいイラストで明確に示されており、猫の体の3次元イメージがすんなり頭に入ってきます。
各ページに記載されているQRコードを読み取れば、面倒な承認なしにすぐさま動画で画像を確認でき、さらに理解が深まります。
なによりも、上手に描出するためのちょっとしたコツやポイントが簡潔かつ的確に述べられており、まるで著者の先生に横で指導していただきながらプローブをあてているような気持にすらさせてくれます。
新米獣医師さんにもベテランの先生にも、ぜひ末永くお手元において欲しい、バイブルのような書籍です。

米澤 智洋
東京大学大学院農学生命科学研究科
獣医臨床病理学研究室 准教授