大学で学んだ知識を、臨床の現場でそのまま使えるとは限りません。
実際に診療を始めると、「教科書ではわかっていたのに、いざとなると手が動かない」「検査結果を見ても、次に何をすべきか迷う」といった場面に出会います。これは、知識が足りないからとは限りません。臨床では、知識を覚えているだけでなく、状況を見て判断し、その判断を具体的な行動や手技につなげる力が求められるからです。
縫合、麻酔、身体検査、救急対応、入院管理、検体採取、手術準備。領域は違っても、これらには共通する土台があります。
それは、基本的な技術を正しく身につけ、その技術を状況に応じて使い分けることです。