後輩や新人を指導していると、「自分が新人だった頃はこうしていた」「自分はこうやって覚えた」という経験をもとに、教え方を考えることがあります。経験のある人だからこそ伝えられることはたくさんあります。失敗した経験も、現場で身につけた工夫も、教科書だけでは学びにくい大切な知識です。
一方で、「昔の自分」を基準にして教えることには、注意が必要です。自分ができたことを相手もできるとは限りません。自分には合っていた学び方が、別の人にも合うとは限りません。さらに、医療を取り巻く環境や教育の方法そのものも変化しています。 指導する側の経験が豊富であるほど、「自分の経験」を基準にしてしまう危うさがあります。
昔の自分を基準に教えてしまう危うさ
─ この先の閲覧はログインが必要です ─
EDUONE編集部は忙しい毎日の中でも必要な情報にすぐアクセスできるよう、臨床に役立つ記事や教育・学びに関する記事、学会情報などをEDUONEでまとめてお届け。獣医療従事者の「働く」と「学ぶ」を応援しています。